目次
- DIの概要
- 選考フロー
- 1次GDのだけ対策しろ
- 1次GDの特徴
- 1次GDの対策
●DIの概要:入社偏差値70の狭き門
ドリームインキュベータ。
就活市場においては通称DI。
ここの採用フローは面白く、
※誤解無いようにに注記しておくと、ESはもちろん学歴フィルターがかかっている。
東大、京大、一橋、東工、早稲田、慶應、その他海外有名大以外の方は、ES出すだけ時間の無駄ということを、念の為に記しておく。
と、その前に、今回は1次のGDに話を絞ろうと思う。
2次以降の話はやらない。
なんで1次に絞るかって?
ほとんどの就活生が1次で死亡するからに決まっているだろ、キミ。
というのは冗談じゃなく真実なのだが、2次以降を対策するのはやめた方がいい。
やめた方がいいというと語弊があるので、2次以降に特別な対策は存在しない、といったほうが適切だろう。
特徴と対策っていっておきながら詐欺じゃねーかこの釣り野郎、とヤジが飛んできそうですが、できないのだから時間の無駄というもの。
2次がどんなものかというと、例えば、こんな感じ。
こういったお題を、20分くらいという超高速で解くことが要求されるわけです。
要はですね、対策のしようがないくらいでっかくて複雑なお題なんですね。
なので、特段対策できないってこと。
元も子もないような気がしますが、これが真実なのだから仕方がない。
ただ、少なくとも1次は対策すればなんとかなる。
これは間違いない。
さらに言えば、1次での特徴さえ理解しておけば、2次以降もきっと役に立つ。
いわゆる「戦略コンサル」カテゴリーの一角。
このカテゴリーで外資が多い中、数少ない日系の会社でもある。
ここ数年、おそらく最も「入社偏差値が高い」と噂される企業。
採用は毎年5名前後。
そのたった5人の枠に数万人が殺到するといえば、そのヤバさは分かるだろう。
そのたった5人の枠に数万人が殺到するといえば、そのヤバさは分かるだろう。

要するに、超超超狭き門なのだ。
●選考フロー:GD勝負の分かりやすい選考
ここの採用フローは面白く、
ES→1次GD→2次GD①→2次GD②→2次GDの③→インターン(2日間)→最終面接
と、面接の名のつくプロセスが最後しかない。
インターン参加者が30名程度なので
まず、鬼門となるのはそれまでのGDをいかに乗り越えるか、という点になる。
※誤解無いようにに注記しておくと、ESはもちろん学歴フィルターがかかっている。
東大、京大、一橋、東工、早稲田、慶應、その他海外有名大以外の方は、ES出すだけ時間の無駄ということを、念の為に記しておく。
以下、いちおう夏のGDを通過した者として、特徴と対策めいたものを書いてみたい。
●対策は、1次だけやればよい
と、その前に、今回は1次のGDに話を絞ろうと思う。
2次以降の話はやらない。
なんで1次に絞るかって?
ほとんどの就活生が1次で死亡するからに決まっているだろ、キミ。
というのは冗談じゃなく真実なのだが、2次以降を対策するのはやめた方がいい。
やめた方がいいというと語弊があるので、2次以降に特別な対策は存在しない、といったほうが適切だろう。
特徴と対策っていっておきながら詐欺じゃねーかこの釣り野郎、とヤジが飛んできそうですが、できないのだから時間の無駄というもの。
2次がどんなものかというと、例えば、こんな感じ。
- ニートの数を減らすには?
- 独身男性の数を減らすには?
- 山手線が止まった時の経済損失は?
- タクシーの深夜料金を廃止した時の経済損失は?
こういったお題を、20分くらいという超高速で解くことが要求されるわけです。
要はですね、対策のしようがないくらいでっかくて複雑なお題なんですね。
なので、特段対策できないってこと。
元も子もないような気がしますが、これが真実なのだから仕方がない。
ただ、少なくとも1次は対策すればなんとかなる。
これは間違いない。
さらに言えば、1次での特徴さえ理解しておけば、2次以降もきっと役に立つ。
●1次GDの特徴
1次の形式はここ数年変わっていない。
ロジ的なことを始めに言うと、
- 面接官1人に対し学生5~7人で、あるお題に対するディスカッションを行う。
- 最初に5分ほど考える時間が与えられ、そこから20分ほどのGDが始まる。
- 時間はあまり気にしなくてよいと言われる。(実際、面接官もタイムマネジメントは全く見ていない。)
そして、ここが曲者なのだが、
- 時折面接官から質問が飛んでくる。
ではそろそろ、肝心のお題を発表しよう。(面接官風)
これだけ。
これだけって言うと、ただのフェルミじゃねーか糞が、って声が飛んできそうだけど、ホントこれだけ。
ただポイントは、◯◯に入るのが少しひねくれた物であるということ。
そして、1次GD通過の成否を分けるのも、この「ひねくれ」を理解できているかどうかにかかっている。
◯◯に入るものとして、僕が知っているものをひと通り上げておくと、
・男性用の日傘
・ノンアルビール
・ゲーセンのゲーム機器
・大学生の通販
・アンチエイジング化粧品
などなど。
見てもらえれば分かる通り、ちょっとひねくれた物がテーマになる。
特徴としては、こんなところかな。
これまで述べてきたとおり、DIの1次GDは、
「ちょっとひねくれたものの市場規模を推定させ、打ち手を1.5倍にする」
というものになっている。
このお題に対する対策は、以下の2つ。
仕切りたがる奴、とりあえず定義したがる奴、などなど。
言うまでもなく、「とりあえずタイムキーパーやりますね!」、「書記やりますね!」とか言う奴は、自分が果たせる役割が、ほとんど不要な存在であることに気づいていないバカなので放っておけばよい。
コンサルGDに落ちる学生で一番多いのが、「まとめるのがうまい秀才くん」である。
DIに限らず、コンサルのGDはレベルが高い。
そのレベルが高い議論が行われている中で、まとめることの意義を考えてみてもらいたい。
これだけって言うと、ただのフェルミじゃねーか糞が、って声が飛んできそうだけど、ホントこれだけ。
ただポイントは、◯◯に入るのが少しひねくれた物であるということ。
そして、1次GD通過の成否を分けるのも、この「ひねくれ」を理解できているかどうかにかかっている。
◯◯に入るものとして、僕が知っているものをひと通り上げておくと、
・男性用の日傘
・ノンアルビール
・ゲーセンのゲーム機器
・大学生の通販
・アンチエイジング化粧品
などなど。
見てもらえれば分かる通り、ちょっとひねくれた物がテーマになる。
特徴としては、こんなところかな。
1次GDの対策
これまで述べてきたとおり、DIの1次GDは、
「ちょっとひねくれたものの市場規模を推定させ、打ち手を1.5倍にする」
というものになっている。
このお題に対する対策は、以下の2つ。
- とにかく、議論を前に進める発言を心がける。
- お題の特徴を踏まえた発言を、最低でも一回する。
1.議論を前にすすめる
通常、GDのだと個々人の役割が分かれてくる。仕切りたがる奴、とりあえず定義したがる奴、などなど。
言うまでもなく、「とりあえずタイムキーパーやりますね!」、「書記やりますね!」とか言う奴は、自分が果たせる役割が、ほとんど不要な存在であることに気づいていないバカなので放っておけばよい。
コンサルGDに落ちる学生で一番多いのが、「まとめるのがうまい秀才くん」である。
DIに限らず、コンサルのGDはレベルが高い。
そのレベルが高い議論が行われている中で、まとめることの意義を考えてみてもらいたい。
これまでの議論を整理したところで、前に進むヒントを出せなければ、そのまとめは自己満足にすぎない。
20分程度という限られた時間でGDを前に進めていくには、はっきり言えば「まとめ」の時間も非生産部門になる。
議論をまとめ、振り返ることの意義は2つあると思う。
1つは、議論が脇道に逸れている時に、もとの議論に戻したいとき。
もう1つは、議論が停滞してしまっているとき。
要するに、前に進んでいない時に、打開するヒントを導入するためにまとめるのである。
まとめることが評価される、いわゆる日系企業のGDのとは違う。
だからこそ、「議論が前に進む」発言をしなければ評価されない。
2.お題の特徴を踏まえた発言
1以上に重要なのがこちら。
単なるフェルミであれば、因数分解して、ボトルネックを特定して…とかお決まりの手順を踏むことになる。
ただ、考えてもらいたいのは、DIの選考の場で求められている能力である。
いまや、フェルミやケースの対策本も数多くある中、君が「いわゆる公式みたいなもの」にそって因数分解をおこなうことの意義はほとんどない。
では、どうすればGDの場で「バリュー」が出せるか。
言うまでもなく、お題の特徴を「ゼロベース」で考えることである。
例えば、ノンアルコールビールの例を取り上げて解説してみよる。
ビールの市場規模を求めろと言っているのではない。
「ノンアルコール」ビールの市場規模を求めろと言っているのである。
だから、ノンアルコールビールが飲まれる場面を具体的に想像することが必要になってくる。